図書室/和



数少ないカリグラフィーの日本語の本についてのご紹介です.
数が少ないくせにすぐに廃番になるので、なるべくあったら買うようにしましょう.
廃番になって高値になっている本もご紹介しますが、そのような本は図書館で探すのをお勧めします.
近隣の市町村や大学と広域利用が出来るところもありますし、
(うすいもあちこちの市の図書カードを計3枚ほど持ってます)
新しい立派な図書館よりも、えっ?という感じの
古い図書館にあったりするので、諦めずに探してみてくださいね.

和書を買う時にポイントしている
・見本文字・写真が綺麗
・説明が分かりやすい
この二つを無星〜星三つで分かりやすく評価しております.
こちらも参考にして下さいね.


書体やテクニック



カリグラフィー・ブック: デザイン・アート・クラフトに生かす手書き文字
カリグラフィーのペン先を持っているならば買え。絶対に買え!!

文字の紹介(イタリック・ゴシック・フアンデーショナル・ローマン・平筆ローマン)が
主な内容で一見初心者向きかな?と思いますが、自分の文字を書くための道筋だったり、
難易度の高い平筆ローマンがあったりで初心者から上級者へとオールマイティー。

いままでスペーシング等の解説をキチッとしたした
日本語のカリグラ本って無かったと思います。
華やかなお花の飾りも多彩な書体も全ては絶妙なバランスの上に成り立ってます。
そのことを思い知らされる本です。
私が初心者の頃にこの本があればなぁ〜もう少し早く目が養われたかも。

写真もたくさんあり、オールカラーで嬉しい♪
タイポグラフィーを学んでいる学生さんにもお勧めです。ぜひ基礎をしっかり学んで
素敵なタイポデザイナーになってください。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


はじめてでも美しい文字が書ける! トラディショナル カリグラフィー入門 (COSMIC MOOK) 
写本装飾に入れようか迷いましたが、文字の紹介が主なのでこちらに。

道具の紹介が伝統的なスタイルでかなり細かく解説されています。
書体は6書体の解説があります。こちらもかなり細かくコツ等が書かれています。
マスターできたらとてもエレガントな文字が書けそうです。
作品制作の手順も載っています。
次に一色刷りですが、カードのテンプレートも沢山載ってますよ。
カードの出来上がり写真はフルカラーです。

それと、ご自分の商売で使用しているイラストの元絵も載せておられます。
いいのかなぁ?太っ腹だわぁ〜。

書体解説のときにチラチラ載せている作品群がとても素敵です。
なんですが、この作品達がガッツリ写本装飾作品なんですよ・・・。
なのに装飾の解説はほぼナシ。ちょっと悲しい。
ページ数の都合もあるんでしょうか。次回はガッツリ写本装飾な内容を
期待してます。

 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 



カリグラフィー―欧文書体の書き方100 (バイブルシリーズ)
英語版もありますが、日本語版があるのでこちらをご紹介します。

道具やレイアウト、装飾の説明が一通りあります。
書体の紹介は見開きで1つの書体を紹介しており、書き順も書いてあり、
親切です。が、文章が書かれていないため、
文字間などがよくわかりません。
初級者よりある程度経験を積んだ中・上級者向けです。

意外とモダンな書体が多く、それを眺めているだけでも面白いです。
なんとなーく書けたきになる(笑)
持っていても損はないと思いますよ。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


もっと知りたいカリグラフィー―絵と写真で見る歴史と技法
こちらも廃版ですが、ご紹介いたします。
英語版はこの本ですThe Art Of Calligraphy

内容は英語版と変わりませんが、日本語なので説明が解る・・!
日本語としては若干おかしなことになっているのもありますが、
ニュアンスで察してください。
書体数は大文字・小文字を含めて26書体の紹介があります。
書順も解りやすいように1画目、二画目で色を変えて書いており、丁寧です。

最初にカリグラフィーの大まかな歴史、最後に用語の解説があり、
それもお得感があります。ちょっとした辞書としても使えますね。
装飾写本の写真も文字と絵のアップが多く、カリグラファーの
「両方見たい!」という欲求に答えていると思います。

図書館にあったりしますので、地元の図書館を探してみてください。

 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


カリグラフィー教室
こちらも廃版です。図書館であたってみてくださいね。

文字の紹介もありますが、作品作りのヒントになるような
アイディアがもりだくさんです。
バックグラウンドの作り方、文字を美しく崩していく方法など、
初級者より中・上級者に嬉しい内容となってます。

特に「文章の解釈」というカテゴリーが面白かったです。
なんとなーくやっていることが文字としてハッキリ書かれることにより、
認識が深くなるような気がします。
英語だと絶対に解らないので、ゼヒ日本語版を手に取ってください。

 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


カリグラフィーブック―いろいろな書体で彩るウエディング
ウエディングをテーマにした美しい本です。
こうゆう本にしては珍しく、書体の紹介が6書体もあります。

書体以外に平筆のお花の描き方やケルトノットの書き方も
載っていて面白いです。
写真もきれいですし、お財布に余裕があればお持ちください。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


カリグラフィー花物語―小田原真喜子オリジナルデザイン集
主にペン先や平筆で描くお花の描き方が載っています。
書体の紹介は2書体のみです。

小田原先生の独特な花模様に憧れる方は多いと思います。
少しでもその技法を盗める本だと思うので、
あのお花模様を描いてみたい方はゼヒ。

写真は美しいですし、押し花やトールペイントとコラボしている
カテゴリーの美しいこと!写真集として見ても面白いです。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


カリグラフィーQ&A―すべての疑問にズバリお答えします
これからカリグラフィーを始める方向けなので、
中・上級者は買わなくていいです。
あ、講師をしたいと考えている方は持っておくといいかな。

基本的な道具の使い方や書き方、テクニックが解りやすく解説されています。
平筆のバラやリボンの描き方が掲載されています。
ただ、巻末のスクール情報が古いかもしれません。
万が一ということもあるので、ご自分できちんと調べてね。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


記念日のカリグラフィー―手書き英文字のカードブック イタリックブックハンド
カードの例題がほとんどを占めています。
文字の紹介は一応ありますが、用具の使い方などの説明は
簡単にしかないので、カリグラフィーをちょっとかじった人向けです。

もちろん、カードがたくさん掲載されていますから、
とにかくカードを作りたい方には向いてます。
が、ちょっと仕掛けがあるとか、凝ったカードはないので、
ちょっとものたりなですね。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


すてきなカリグラフィー―16のテクニックでステップアップ
文字は書けるようになった。
何か作品を色々作ってみたい方にお勧めの本です。

書体の紹介と道具の使い方の簡単な説明が載っています。
他には、日本語を描いたり、布に平筆でかいてみたり、
ちょっと変わったプロジェクトが載っています。

数人の先生方が各プロジェクトを担当しており、
長年カリグラフィーをしている方ならば、
あ〜あの先生らしいな。と思われること間違いなし。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


はじめてのカリグラフィーLesson
これから始めたい方や初心者向けの本です。
書体の紹介はイタリックのみですが、取り外せて使えるイタリック体の
ガイドシートがおまけで付いてます。
カードや簡単なウエディングボード、エコバックに描いてみたり等、
楽しめる内容になってます。

お花はペン先で描くバラが新たに紹介されていたぐらいで
目新しいのはなかったです。
初心者やお教室をお持ちの先生にお勧めです。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


デザイン入門
こちらから楽天の
カリグラフィーショップへ
飛べます
アマゾンでの取り扱いはありませんが、楽天のカリグラフィーショップから
購入できます。

作品を作るにあたり、必要な知識がぎゅっと凝縮されています。
今までなんとなーくこなしていた作業を改めて言葉にすると、
しっかりと頭に感覚に入ってくる感じです。
配色についての別紙もついてますので、購入しといて損はないですね。

私はマスターコースのときに授業で使うため買いましたが、
もっと早く買っとけば良かったと思いました。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


書体ハンドブック
こちらから楽天の
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アマゾンでの取り扱いはありませんが、楽天のカリグラフィーショップから
購入できます。

日本カリグラフィースクールで教えてくれるカリキュラム書体、
(インシュラー・マジャスキュールはのぞく)12書体が記載されています。
数年前ににテキストの改訂が行われ、
この本も新しい書体で記載されています。
古いテキストで習った方には今のテキスト替わりに、
今のテキストで習っている方には持ち運びに便利なテキストとして
購入して頂ければいいかなと思います。


 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


オートマチックペン
こちらから楽天の
カリグラフィーショップへ
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アマゾンでの取り扱いはありませんが、楽天のカリグラフィーショップから
購入できます。

大きな文字を書くときに使うオートマチックペンの技法書です。
作品を作るときにどうやって使えばいいか等の
実践的な例を取り上げているので、
大変役に立ちます。が、惜しいかな作品等のページはカラーですが、
他のページは白黒です。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


写本装飾



カリグラフィー&写本装飾の魅力 

ペン先と色付け用の細筆とガッシュ持ってるんなら絶対に買え!!

前半は文字の紹介(6書体)後半は写本装飾のテクニックと
簡単ながらその時代の書体の紹介もあります。

前半の文字の紹介は初心者向けかと思いきや、「自分の文字」を模索する中・上級者へのヒントも
多数掲載されています。これ、面白いです。自分が上手くなったような気がします。気が。

そして、後半の写本装飾のコーナー!
最初に道具と基本的なテクニックの紹介と5つに分けた時代の装飾テクニックの紹介になります。
下記の「装飾文字の世界」が絶版で手に入りにくいことを考えると、
日本語で装飾のテクニックを詳しく解説している唯一の本だと思います。
内容は、こ、こんなに載せてしまっていいんだろうか・・・
先生の商売に差し障りが・・・と思うぐらい、てんこ盛りです。
アワアワしちゃって最初から上手くは書けないと思いますが、何回も重ねていくうちに
ピカピカの装飾文字が描けるようになりますよ。

ギャラリーにはたくさんの作品が載っていますし、説明の中にもたくさん美しい写真が
載っていて、それだけでも楽しい本です。
こうゆう本はすぐに絶版になります。絶版になる前に少しも早く手に入れましょう!!


 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


装飾文字の世界―カリグラフィー入門
こちらも日本語版は絶版ですが、ご紹介いたします。英語版はこちらです
The Illuminated Alphabet: An Inspirational Introduction to Creating Decorative Calligraphy

内容は英語版とほぼ同じです。
時代順に装飾イニシャルの描き方が丁寧な解説付きで
スタイル記載されています。
また、その時代に使われた文字の簡単な紹介やその他ボーダー等の
簡単なスケッチが載っていて盛りだくさんです。

最初の部分の歴史と画材の扱い方や塗り方等の説明が
しっかり読めるのがいいです。
なので、訳し方がどうもおかしくても気にしないでください。

写本装飾をやってみたい方は絶対に持っておいたほうがいい一冊です。
探してみると図書館にあったりするので、根気よく探してみてね。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


西洋書体の歴史―古典時代からルネサンスへ
文字の歴史書と言ったほうがいいかと思います。
文字の描き方や道具の説明などは一切載っていません。
おまけに写真は白黒です。
ですが、写本の文字の部分がかなり大きく載っていたり、
仔細な解説がついていたりするので読んでいて面白いですよ。

文字が大きく載っているので、文字の分析をして、
突き詰めて書いてみたい方には資料としてピッタリです。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


イニシアルのデザイン―中世写本の装飾文字
とにかく延々と装飾のイニシャルが載っています。
白黒なのがイマイチ。装飾は色も
大事な要素だからカラーで見たいのよねぇ。

日本語で書かれているので、
出典の写本名がすぐに解るのは嬉しいかも。
後ろに解説も載っていますので、
装飾と照らし合わせながら読んでください。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


私たちの間のイエス―祈りの芸術写本絵画でたどるキリストの生涯
聖書の名場面を色々な写本から持ってきて
解説している大変美しい本です。

キリスト教に詳しくない人にお勧め。
物語のあらすじと美しい装飾がたくさん見られて一石二鳥でした。

見たことがないような挿絵が多く、面白いです。
ペトロの悔い改めの挿絵はちょっと心に響きました。

ただ・・・著者がシスターなので、解説がうざったいです。
見本文字・絵が綺麗  説明が分かりやすい 


文様博物館 (マールカラー文庫)
もともとは大判本ですが、ピックアップしたうえに、
縮小して文庫版のお手軽サイズになっています。

写本装飾自体はあまり記載がありません。
やはり建築や壁画、織物にステンドグラス等が多いです。
時代別に分かれており、簡単な解説も載っています。
お値段もお手頃なので、買っても損はないかな。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


世界装飾図 (1)
上記の文様博物館とセットで買われるといいかも。
こちらのほうが写本装飾が載っています。
装飾図と銘打っているだけあって、
織物、彫刻、絵画、宝石細工、陶器などの模様が多いです。
こちらも時代や国ごとに分類されて、
解説もついているので、おすすめです。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


世界装飾図〈2〉
上記の世界装飾図の続編です.。
こちらにも写本装飾が沢山載っています。
お値段もお安いですし、是非上記の1巻目と文様博物館と
セットで揃えてあげて下さい。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 



書体の源泉
大きく薄い本ですが写真が大きく、説明もたっぷりとってあり、
読みごたえのある本です。
歴史順に書体の説明が施してありますし、一部白黒ですが
ほとんどがカラーなので、お得感いっぱい♪
書体の分析をするときに役に立ちそうです。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 



飾り文字
こちらから楽天の
カリグラフィーショップへ
飛べます
アマゾンでの取り扱いはありませんが、楽天のカリグラフィーショップから
購入できます。

いわゆる写本装飾文字からモダンな頭文字、イラスト入りや時模様まで
記載されており、ジャンルは幅広いです。
作品作りに悩んだときにぱらぱらとめくるとアイディアが浮かぶかも?!
全編カラーなのも嬉しいです。

 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 






知識を仕入れる読み物

アルファベットの事典
超おすすめ。買わないと損します。
最初に歴史や形態分析などが書かれています。
次にそれぞれのアルファベットについて丁寧に解説されています。
ひとつひとつの字体の起源や成り立ち、解釈に時代ごとの変化を書いています。
著者がカリグラファーなので、なんといか、
かゆいところに手が届くような本となっています。

でも、おしいかな、カラーじゃないの・・・2色刷りなの・・・
カラーだったら星5つぐらいあげちゃうのにな。
でも、カラーじゃなくても星3つは妥当です。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 

文字の歴史 (「知の再発見」双書)
文字が誕生してからの歴史を丹念に追っています。

アルファベットが中心ですが、漢字やアラビア語も載っています。
前半がカラーでこちらに写本がけっこう載っていますね。
普通の写本本では見ないような、
ハート型の可愛い本も載っていて面白いです。

後半は白黒ですが、読み物中心です。
でも、ここを読んでいると眠くなってくるのは私だけ・・・?
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい


本の歴史 (「知の再発見」双書)
手書き本の時代から印刷の発明、印刷本の発展について
カラーで詳しく書かれています。

手書き本の箇所に文字や装飾が盛りだくさんです。
ですが、この部分はほんの一部でほとんどが
印刷技術発明後の本についてページが割かれています。

あ、後半の白黒のページはなかなか面白く、眠くなりませんでしたよ。
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紋章の歴史―ヨーロッパの色とかたち (「知の再発見」双書)
写本装飾を見ているとちょくちょく出てくる紋章についての本です。
成り立ち、色彩、紋章学についてカラーで解説がされています。
カリグラフィーとはあまり関係がないかもしれませんが、
ちょっと気になっていたことや、マメ知識が得られ、
紋章の入門編にはピッタリだと思います。
後半の白黒ページには日本の紋についての記述もあり、面白かったです。
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カリグラフィー年表
こちらから楽天の
カリグラフィーショップへ
飛べます
アマゾンでの取り扱いはありませんが、楽天のカリグラフィーショップから
購入できます。


文字・書体の歴史について世界の出来事を絡ませながら
年表風に紹介してある本です。
書体のサンプル、コラムもあって読みごたえはあります。
歴史についてざっと知りたい方にお勧め。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 



すぐわかるヨーロッパの装飾文様―美と象徴の世界を旅する
友人に教えてもらい、即購入した本です。模様や象徴を解説していおり、
全編カラーでとても見やすいです。

古代・中世・近代と進み、一つのテーマの由来・起源、過去・現代においての
使われ方等が解説されています。図版も豊富で美しいので読み物としても楽しいです。
装飾写本に出てくるモチーフも沢山記載されています。
授業できいてたけど、この言葉、モチーフもそっと詳しく知りたいなーというときに
辞書がわりに使えるかも。

写本装飾や紋章に興味がある方にオススメです。


 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 




作品の題材



THE WORDS FOR YOU
自費出版で出され、即売り切れになった幻の本が出版社を変え、
お値段も少しお安くなって戻ってきました。

絶対に手元に置いておきたい本です。
題材に迷ったとき、必ず手に取る本です。
古今東西の名言が愛・結婚・自然などのカテゴリーに分かれ、
日本語訳付きで収録されています。

この本が何が良いかというと、分類の仕方が細かく、
記載されている文の長さが作品をつくるときにちょうどいい長さということ。
何気なくパラパラとめくっていても、お気に入りの文章に辿りつけますよ!

新装版は旧本と中身は同じです。一部、扉絵と最初のカリグラフィー作品が
変更になっています。マニアは新装版も買うべし。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 


シェイクスピアの花園
シェイクスピアの戯曲の中から植物に関した個所を抜き取り、
素敵なイラストをつけたイギリスの絵本の復刻版です。

「見て」楽しむ要素が強い絵本ですが、添えられたシェイクスピアの
流れるような美しい文章が、植物というテーマで集められており、
いちいちピックアップしなくてもいいので楽チンです。

イラストレーターの方はアーツ・アンド・クラフト運動にも
尽力を尽くした方だそうで、その時代の息吹を感じられます。
 見本文字・絵が綺麗   説明が分かりやすい 




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